酒井稚恵 （さかい ちえ）
昨年に引き続き、２度目の出演。
旧本館の重厚かつ洗練された空間で、室内（正庁）の空気感にマッチした環境的ピアノ演奏をお届けします。
互いが響き合うひとときになれば幸いです。
小松正史（こまつ まさふみ）
作曲家・サウンドナビゲーター。1971年、京都府宮津市生まれ。現在、京都精華大学人文学部准教授。
ピアノ・インストゥルメンタルの形式で、京都を中心に演奏活動を行っています。歌のない楽曲なので、誰にでも受け入れられやすい音楽として、年齢や性別を問わず、幅広い人々に愛好されています。2002年にレコードをリリースし、これまでに5枚のピアノCDを制作してきました。
曲の特徴は、「口ずさめる美しいメロディ」「環境音楽」「即興演奏」で、その場の雰囲気にマッチする音づくりに努めています。ライブは、町家・神社・寺院・野外（砂浜・竹藪）など、生活空間に近い場所で行っています。近年では、河瀬直美監督映画作品『七夜待』(2008年)の予告編音楽（『コヨミウタ』より「やよい」）や、京都タワー展望室の音環境デザインを担当しました。
日々の慌ただしい時間の中で、ほっこりまったりできる音楽を、日常感覚を大切にしながらお届けできましたら、うれしいです。
ウェブサイト：http://www.nekomatsu.net
